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登録13年及び18年を超える自動車への重課税制度の改正を要望します

 自動車を維持して行く為にはオーナーは経済的な負担は避けられません。 燃料代、駐車場代、保険料などの費用、点検修理などのメンテナンス費用、加えて税金が有ります。 これらの負担は車を所有し使用する限り逃れることはできません。
 1台の車を長く使用すると、経年劣化や消耗でこれらの費用の中で当然メンテナンス費用も高額になってきます。 そして同じ距離を走る場合には今の"エコカー"よりも燃料のガソリン代がかかる車がほとんどです。 このガソリン代の中にも価格の3割強を占める揮発油税があり、更にこの揮発油税を含んだガソリン価格に対し消費税が賦課される二重課税となっています。
 その上、現行の税制度では新車の登録から13年及び18年を超えると自動車税と重量税が重課となります。
 自動車税は「グリーン化特例」、重量税は「エコカー減税」の名のもとに環境負荷が大きいとされて一律に税額アップとなります。古い車は排ガスの浄化、燃費の点では確かに昨今の車に比べれば劣る車が多いのは事実です。ならば古い車から新しい「エコカー」に買い替えれば良いと言われる方もいらっしゃるでしょう。しかし古い車を大事に乗っているのは、気に入っている車だから、まだ問題なく乗れるのに「もったいないから」と言う理由があるのです。また経済的な理由で新車に買い替えられない方々が多いのも事実です。
 環境負荷の点から重課税とするならば、13年とした線引き自体もそうですが、環境負荷の指数も様々な車を車種問わずに一律に重課税とするのは疑問です。
 しかも元々は道路の補修整備、建設の為の道路特定財源として制定され車両重量に応じて課税する重量税も「エコカー減税」の為に13年及び18年を超えると車重は変わらないにもかかわらず重課税となります。これも疑問です。
 自動車保有に関連する税金について、日本は世界の自動車先進国と比較して高額です※注1。それらの国では自動車の取得時には付加価値税等で日本の倍近い税金がかかりますが、しかし保有し維持する為にかかる自動車関連税は比較的高いとされる英国でも日本の1/2程度です。ドイツでは1/5、米国は1/30程度です。
 そしてこれらの多くの国々では年度を経るに従い日本とは逆に減税となり、更に登録後30年を超えると一定の基準のもとで自動車関連税が無税となる制度を作り、旧車を文化的遺産として大切に保存する事に取り組んでいます※注2。
 日本は車の取得時の税負担は他国に比べ少額ですが、取得後にその車を大事に、愛着を持ち長く使用・維持保有して、初度登録から13年及び18年を超えると重課税となります。
 その車は新車に比べ排ガス適応・燃費が良くない等々の理由で「環境に良くない車」となり、あたかも罰則規定のような重課税を強いられるのは、多くのオーナーの皆さまの気持ちも同様と思いますが納得できるものでは、正直なところありません。
 自動車は文化であり、旧車は文化的遺産であると考える当日本旧車協会としましては、旧車の使用、維持保存の障壁となっている登録13年及び18年超の車両に高額な賦課を加える現行の税制度を改正し、減税による少額化または無税化を要望します。 現行の重課税制度に反対を表明します。

2020年3月23日
一般社団法人日本旧車協会

注1.日本自動車工業会 保有段階における税負担の国際比較
http://www.jama.or.jp/tax/responsibility/image_01.html

注2. 東京都は1945年(昭和20年)までに製造された自動車は重課分の減免制度あり(開いたページ最下段)
https://www.tax.metro.tokyo.lg.jp/kazei/car.html#j_8

※13年および18年超の車への重課税に対する、皆様のお考え及びご見識につきまして、当協会の「お問合せコーナー」への投稿、またはFacebookページへの「コメント」にて、是非お聞かせ頂けますようお願い致します。